モハ1形
1919年に、アメリカ製の電装品や台車を使用して製造されたチキ1形を出元とする車両で、1950年の小田急との直通運転が始まる際に、複電圧化改造と車体の鋼製化が施され、現在の形となりました。走行装置は吊り掛けのまま残った車両とカルダン化が施された車両の双方が存在していましたが、2019年7月の103-107の編成の引退により、吊り掛け式の車両は消滅(※モニ1形を除く)しています。

モハ2形との簡単な違いは2両固定編成を組んでいる(1990年以降順次改造される)ことと、車内がロングシートである事。車内の随所に旧型車両らしさが見て取れるので、乗る分にはモハ2形よりもレトロな車両だと言えそうです。

上写真は104、宮ノ下にて。
簡単な年表
1919年 登場
1950年 鋼体化
2019/7 103-107が引退(吊り掛け式の車両が消滅)
最終更新:2023/4/29
【保存車】すべて追加。



2019年6月より、モハ106が1950年代に在籍していた車両の塗装に変更されています。この色のリバイバルはモハ2形で2度実施されて以来の3度目となりますが、モハ1形は2両固定編成に改造されているので、1つの編成で1両ずつ色が違う、という中々愉快な姿になりました。

撮影地:大平台

〜車両別〜
103
除籍
箱根湯本行き
強羅
箱根湯本行き
強羅
強羅行き
箱根湯本
小田原行き
入生田
小田原行き
入生田
強羅行き
入生田
104
箱根湯本行き
宮ノ下
106
箱根湯本行き
大平台
強羅行き
大平台
107
除籍
さようならサンナナ
入生田


〜保存車〜
107
(鈴廣蒲鉾本店
えれんなごっそCAFE107)


〜ドア〜
塗りドア 右開き ステンレス 左開き ステンレス 右開き


〜Others〜
車内 塗りドア 車内 ステンレスドア 網棚 吊り革 広告大 吊り革 広告小 貫通路扉
製造表示 車内 製造表示 外側 運転台 手ブレーキ
パンタグラフ 標識灯 水タンク台車 吊り掛け
側灯サボ受け 座席優先席検査表記


〜前面サボ〜
箱根湯本小田原 強羅103-107
さよなら運転


〜風景・並び〜
大平台


〜その他〜
箱根湯本入生田入生田箱根湯本

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