2000系
1988年に創業100周年を迎える箱根登山鉄道が記念行事の一環として製造する事になり、翌1989年から運行を開始した車両で、当時より姉妹提携を結んでいるスイスのレーティッシュ鉄道の沿線観光地より名前をとり「サン・モリッツ号」となりました。箱根登山鉄道にとって初めての冷房車でもあり、それまでの車両と比べてサービスの向上が図られています。 登場当初は当時の最新型ロマンスカーであった小田急10000形HiSEと同様の塗装が施されていました(2018年より復刻中)。

導入当初は2両編成での導入となった物の、後に3連化の為に中間車が増備され、ほぼ車体が同型であった1000形にも2000系の中間車を組み込む事になり、1000形の3連化も施されました。登場当初と異なりロングシート化が施されてはいますが、現在に至るまで箱根登山線の主力として運行が続いています。

尚、何故かは分かりませんが、他の形式と異なり、2000系のみ「形」ではなく「系」と表記するのが正当のようです。

上写真は2003F、大平台にて。
簡単な年表
1989年 登場
最終更新:2019/8/21
【編成別】2001Fに8枚、2003Fに2枚、2005Fに4枚追加。
【ドア】現在の6枚を追加。
【Others】ボックスシートの車内、菱形パンタを除き全て追加。
【形式別】【ラッピング】【行先】【車両の音】【風景】すべて追加。




2018年、登場30周年に合わせて2001Fが登場当時の塗装に変更されました。この塗装は当時の小田急の最新型特急車だった10000形HiSEの塗装に合わせた物。HiSEとの並びを見てみたかったものです。

撮影地:大平台
2003Fは、2015年に3000形「アレグラ号」に合わせた塗装に変更され、内装も更新されました。連結相手は勿論3000形となる(モハ2との連結は不可能)ので、編成で塗装が揃っている形になります。

撮影地:大平台
2005Fは、2009年にレーティッシュ鉄道の「氷河急行」の塗装に変更されています。1000形を含め、同じ塗装の編成が1つもいないのは趣味的にも楽しいですね。

撮影地:大平台


〜編成別〜
2001F
強羅行き
湯本〜塔ノ沢
箱根湯本行き
大平台
強羅行き
大平台
強羅行き
大平台
強羅行き
大平台
強羅行き
大平台
箱根湯本行き
大平台
箱根湯本行き
大平台
箱根湯本行き
大平台
2003F
強羅行き
箱根湯本
強羅行き
大平台
箱根湯本行き
彫刻〜小涌谷
箱根湯本行き
大平台
箱根湯本行き
大平台
2005F
箱根湯本行き
出山信号場
強羅行き
大平台
強羅行き
大平台
箱根湯本行き
小涌谷
強羅行き
大平台


〜形式別〜
クモハ2000(奇数車)

2005(大平台)
クモハ2000(偶数車)

2006(大平台)
モハ2200

2201(箱根湯本) 他の車両…2203(大平台)


〜ラッピング・ロゴ等〜
登山線100周年
サン・モリッツ号
30周年
その他
車体ロゴ


〜ドア〜
登場時
右開き
現在
2001F 2003F 2005F


〜Others〜
2001F
2005F
車内
ボックスシート
車内
ロングシート
座席車椅子スペース 吊り革
2003F
車内座席吊り革 車椅子スペース
共通
パンタグラフ
菱形
優先席扉上案内表示
画面左
扉上案内表示
画面右
サンモリッツ号表記台車
パンタグラフ
シングルアーム
標識灯 水タンク製造表示検査表記
運転台


〜行先表示〜
強羅


〜車両の音〜
・2000系 走行音

【箱根登山線】大平台→出山信号場(5分11秒:1.65MB)
【箱根登山線】出山信号場→塔ノ沢(3分31秒:1.11MB)

ごく普通の抵抗制御ではありますが、登山電車なので上るにしても下るにしても重々しい音になります。どうでも良い事ですが、発車前にたまたまCPの起動音が流れたのが個人的なポイントです。



〜風景・並びなど〜
大平台

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