いすゞキュービック / 新潟交通

1984年、昭和58年排出ガス規制に対応した際にそれまで製造されていたC型をモデルチェンジして登場したのがキュービックで、いすゞ製の路線バスとして初めてとなるスケルトンボディのバスとなりました。他社のスケルトンボディと比べて、傾斜のあるデザインの上に大きな1枚窓となった前面スタイル等、非常に斬新なデザインで登場し、路線バスの一時代を築き上げました。2000年以降はエルガに製造が移行し、その時点で製造を終了しています。
基本のいすゞ純正の車体の他に、富士重工や西日本車体工業の車体を持つ車両も数多く製造されました…が、新潟交通ではこの2社以外の車体の車両が多数派で、ある種の名物となっていました。詳しくは後述。

上写真はH29-I、新潟駅にて。
最終更新:2023/10/9 G904-Iを追加。



・P-LV214/314/218/318系

1984年に登場した初代のキュービックは、モノコック時代の製法を残しつつも大幅に角ばった車体形状、大型化した窓等、非常に斬新なスタイルを実現しました。エンジン出力とサスペンションによって型式の数字が分かれている為やや複雑ですが、エンジン出力220psでエアサスなら214、リーフサスなら314。エンジン出力275psでエアサスなら218、リーフサスなら318となります。
新潟交通では、北村製作所製の非常に珍しい車体を持った車両が多数在籍していたことでも有名でした。同車はそのデザインから「なまず」と呼ばれ、引退後も1台が保存されています。

【潟東】G904-I

新潟22 か 904
P-LV314Q(北村製作所)
鳥屋野交通公園


・KC-LV280/380系

1995年、平成6年排出ガス規制に適合させた際、マイナーチェンジが施され、低床化に加えて全高を下げたのが主な変化となりました。また、ワンステップ、ノンステップ車両の導入も見越したことから車体側面の構造自体がそもそも見直されることになりました。アイドリングストップの展開強化も実施されています。型式は、エアサスなら280、リーフサスなら380となります。

G156-I

新潟22 か 15-06
KC-LV380L(いすゞ)
【330】万代シティ
新潟駅
美咲合同庁舎行
新潟駅
H29-I

新潟200 か 29
KC-LV380L(いすゞ)
【450】新潟駅南口
新潟駅
新潟駅南口行
新潟駅

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