5000系
一畑電車の車両近代化は完了していた物の、観光輸送を重視した車両として1998年に京王5000系を追加導入して登場した車両で、内装はクロスシートに改造(出元は小田急3100形)されるなど、他の車両とは差別化が図られています。塗装もそれまでの一畑電車とは全く異なるものとなり、オリジナルのロゴも設置されるなど力が入れられました。

その後、2013年になり5009編成が車内を島根県産木材を使用した特別仕様に更新され、「しまねの木」と書かれたヘッドマークも設置されました。一方で、塗装は他の車両同様のオレンジ+白帯に変更されています。

上写真は雲州平田にて。
簡単な年表
1998年 登場
最終更新:2023/11/19 5010編成の1枚目を除き全て追加。



上記の通り、2013年に5009編成の内装更新が施されました。これは島根県産木材の需要の拡大を目的に制定された「島根県森林整備加速化・林業再生事業費補助金」の平成25年度事業として採択された物(ほぼwikipediaからの引用)で、各々のボックスシートは杉のパーテーションで区切られて半分個室のような状態になっています。運用自体はほかの車両と共通です。

撮影地:松江しんじ湖温泉


~編成別~
5009編成
しまねの木
出雲大社前行
松江温泉
出雲大社前行
雲州平田
出雲大社前行
松江温泉
5010編成
電鉄出雲市行
雲州平田
電鉄出雲市行
雲州平田
電鉄出雲市行
雲州平田


~形式別~
デハ5000
5009(松江温泉)
デハ5100
5109(松江温泉)


~Others~
5009編成
ヘッドマーク前部標識灯ドア車内改造表記吊り革
5010編成
ロゴマーク前部標識灯
共通
パンタグラフ後部標識灯運賃表示器台車


~行き先表示~
出雲大社前電鉄出雲市


~その他~
雲州平田

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