いすゞエルガ / 一畑バス

平成11年排出ガス規制に合わせてキュービックをフルモデルチェンジして登場したエルガ。車名はラテン語で「〜に向かって」という意味を持っており、新たな時代に向かって走り始めた路線バス、という意味合いが込められているそうです。2005年以降、J-BUSの設立によって日野自動車とバス製造事業が統合された為、日野自動車製のバスもエルガと瓜二つのスタイルになり、J-BUSが製造したバスは日本を代表するバスのスタイルへと成長するに至りました。

上写真は島根200 か 264、出雲市駅にて。
最終更新:2020/11/16 ページ構成の変更。



・KL-LV280/380系

2000年6月に登場した初代エルガ。ノンステップ、1ステップ、2ステップの3種類が設定されましたが、2ステップは自家用登録の車が殆どとなりました。エアサスなら280、リーフサスなら380となります。
2004年8月以降、日野自動車へのOEM供給が開始され、これが初代のブルーリボンUとなりました。この次のPJ-LV234系(日野ならPJ-KV)より、J-BUSの統合車種という扱いになります。

一畑バスでは、銀サッシでトップドアの車が出雲空港の連絡バスに用いられているのを見かけました。

【出雲】
島根200 か 264

KL-LV280Q1(いすゞ)
出雲市駅行き
出雲市駅
回送
出雲市駅


・PKG/PDG-LV234系

2007年2月に、平成17年排出ガス規制に適合するべく登場した型式で、総重量14トン以上のMT車の一部は平成27年燃費基準に適合しており、これに当て嵌まれば「PKG」、当て嵌まらなければ「PDG」となります。尚、2007年8月まではPJ-LV234系の製造・登録も可能だったため、実際に製造が本格化したのはそのあとだったようです。
この代よりブルーリボンUの前照灯の形状が変更となった為、それまでと比べてエルガとブルーリボンUの区別ははるかに簡単になりました。

【一畑】8368
島根200 か 413

PDG-LV234L2(J-BUS)
出雲大社行き
出雲市駅
出雲大社行き
出雲市駅


・LKG/LDG-LV234系

2010年8月に、平成21年排出ガス規制に適合するべく登場した型式で、それに合わせてトランスミッションの全車6速化により燃費性能を改良しています。また、高出力エンジン搭載のAT車が平成27年燃費基準に追加適合しており、適合している車両は「LKG」、適合していなければ「LDG」となります。

【一畑】8374
島根200 か 473

LKG-LV234L3(J-BUS)
島根大学病院行き
出雲市駅
【一畑】8384
島根200 か 562
リバイバルカラー
LKG-LV234L3(J-BUS)
島根大学病院行き
出雲市駅
島根大学病院行き
出雲市駅

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