いすゞキュービック / 横浜市交通局

1984年、昭和58年排出ガス規制に対応した際にそれまで製造されていたC型をモデルチェンジして登場したのがキュービックで、いすゞ製の路線バスとして初めてとなるスケルトンボディのバスとなりました。他社のスケルトンボディと比べて、傾斜のあるデザインの上に大きな1枚窓となった前面スタイル等、非常に斬新なデザインで登場し、路線バスの一時代を築き上げました。2000年以降はエルガに製造が移行し、その時点で製造を終了しています。
基本のいすゞ純正の車体の他に、富士重工や西日本車体工業の車体を持つ車両も数多く製造されました。

上写真は9-1533、鶴見駅にて。
最終更新:2020/9/24 ページの作成。



・KC-LV280/380系

1995年、平成6年排出ガス規制に適合させた際、マイナーチェンジが施され、低床化に加えて全高を下げたのが主な変化となりました。また、ワンステップ、ノンステップ車両の導入も見越したことから車体側面の構造自体がそもそも見直されることになりました。アイドリングストップの展開強化も実施されています。型式は、エアサスなら280、リーフサスなら380となります。

【鶴見】7-1482

横浜22 か 91-94
KC-LV280Q(富士重工)
16系統
鶴見駅
16系統
鶴見駅
【鶴見】9-1518

横浜200 か 391
KC-LV280L(いすゞ)
回送車
鶴見駅
128系統
鶴見駅
【鶴見】9-1519

横浜200 か 392
KC-LV280L(いすゞ)
155系統
鶴見駅
155系統
鶴見駅


・KC-LV832系

1999年、高圧ガス保安法の改正により、CNG車のガスボンベに軽量素材が使用可能となった事から、NE-LV288/388系を基にCNGノンステップバスとして登場したのがKC-LV832系で、路線バスのバリアフリー化と低公害化の両立を達成しました。NE-LV288/388系同様、導入した事業者は少なく、ガスボンベの検査や交換に非常にコストがかかる事や、CNG車で他社への移籍も難しい事から、退役後に第2の人生を得る車両も殆どいないようです。

【港北】9-1533

横浜230 い 20-02M
KC-LV832L改(いすゞ)
13系統
鶴見駅
13系統
鶴見駅


〜風景・並び〜
鶴見駅

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