日野レインボーHR / 横浜市交通局

1999年に登場した中型幅のノンステップバス専用モデルで、7m、9m、10,5mの3種類の車体長のノンステップバスを登場させ、瞬く間に勢力を拡大してゆきました。特に10.5mのシリーズに関しては、大型車と同じくらいの収容力を持ちながらコストダウンを図ることが出来る、所謂「中型ロング車」の代表的な存在として路線バスの一時代を築き、改良を続けながら2010年まで製造が続きました。一部車両は「エルガJ」としていすゞへ供給されていましたが、その数は多くありません。

横浜市営バスでは、桜木町駅周辺の観光路線バス「あかいくつ」用に改造された車両も在籍しています。

上写真は4-3774、桜木町駅にて。
最終更新:2020/9/24 ページの作成。



・KK/KL-HR系

1999年に登場した中型車体の車両で、8m、9m、10,5mの3種類の長さが存在し、それぞれ型式が変わります。そのうち、大型車にも匹敵する収容力を持つ車両が10.5mのKL-HR1JNEEで、最終的にはこのタイプのみが製造されることとなりました。この10.5mのタイプは「エルガJ」としていすゞにOEM提供もされています。

東急では、東急コーチの自由が丘線用に用いられていた観光マスクの車両が特徴的でしたが、現在はこれらの車両も除籍の上、他事業者へと転籍しているようです。

【磯子】3-3759

横浜200 か 12-11
KK-HR1JEEE(日野)
18系統
鶴見駅
18系統
鶴見駅
【鶴見】3-3760

横浜200 か 12-12
KK-HR1JEEE(日野)
18系統
鶴見駅


・PB/PK-HR系

2004年8月、平成16年排出ガス規制に適合した型式で、この型式が登場したころにレインボーRJ/RR系が発売中止された為、「HR」の区別は用いずに「レインボー」とだけ呼ぶ事も有ります。外観上では、リアコンビネーションランプの位置が変更されたのが簡単な判別点となっています。

横浜市営バスでは観光路線バス「あかいくつ」の種車として用いられていますが、リアコンビネーションランプの位置は原型の車両の位置に準じているので、他の車種がベースの車両との簡単な判別点はそこになります。

【本牧】4-3774
横浜230 う 150
PB-HR7JHAE改(J-BUS)
あかいくつ
あかいくつA
桜木町駅
あかいくつA
桜木町駅
【本牧】4-3775
横浜230 え 150
PB-HR7JHAE改(J-BUS)
あかいくつ
回送車
桜木町駅
回送車
桜木町駅


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