上田電鉄の車両代替の所要数は5本でしたが、既存の1000系は4本しか調達できず、1本は中間車から改造した編成で賄う事になりました。2015年に導入された同車は、前面形状は先に登場した一畑電車1000系と共通しており、スカートの形状が違う程度。改造時期が被っていたのかもしれません。6000系は1本だけ違う見た目の車両である事から差別化が計られ、真田幸村の赤備えをイメージした塗装に六文銭をあしらった特徴的なデザインとなり、「さなだどりーむ号」の愛称が設けられました。一方、見た目に凝っている割に車内は無難にまとめられています。
運用は恐らく1000系と共通な筈なのですが、自分とはいまいち相性が悪いのか、3回目の訪問でやっと出会えた(それがまた、終着後すぐに入庫するであろう下之郷行きだったのがまた運用の少なさを感じさせるというか何というか…)存在だったりします。撮影しただけで乗車はしていないのですが、恐らく乗ってしまえば1000系と何も変わらないのでしょう。
上写真は6001F、上田にて。
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