日野メルファ / 京成トランジットバス

1998年、中型観光・自家用バスのモデルチェンジによって登場したのがメルファシリーズで、当初は車両のサイズによって「メルファ9」「メルファ7」と区別されていましたが、後に「メルファ」に名称が統一されています。自家用メインで販売されている事から、路線・高速・観光バスとして用いている事業者は僅かで、自ずとそういった用途で用いている事業者は注目されることになります。

京成トランジットバスでは、ディズニーリゾートの各ホテルの送迎バス等に用いられる「ディズニーリゾートクルーザー」の種車として用いられています。車体は全くのオリジナルで面影は皆無。メルファの用途が用途ゆえに2ステップ車しかいない事が弱点なのか、近年は別の車種に置換えられつつあります。

上写真はK175、舞浜駅にて。
最終更新:2020/7/30 ページの作成。



【写真】

・PB-RR系

2004年にメルファ9をマイナーチェンジする形で登場した型式で、この型式より単純に「メルファ」と呼ばれるようになりました。平成15年排出ガス規制に適合しているほか、超低PM排出ディーゼル車認定制度85%低減レベルを達成しました。このモデルよりいすゞとの統合車種となり、ガーラミオとしていすゞに供給されています。見た目の差は殆ど無く、前面窓の下に黒い縁取りがあればガーラミオとなります。

…と書きはしましたが、トランジットバスでは上記の通り、ディズニーリゾートクルーザーの種車として用いられており、車体は全くのオリジナルなので特徴も何もあったもんじゃないのですが。

M413
習志野230 う 11-18
PB-RR7JJAA
(東京特殊車体)
リゾートクルーザー
アンバサダーホテル
TDL
アンバサダーホテル
TDL
アンバサダーホテル
TDL
アンバサダーホテル
TDL


・BDG-RR系

2007年6月、平成17年排出ガス規制に適合したマイナーチェンジを行い、低排出ガス重量車の認定を受けています。全車にリモコンドアオープナーをオプション設定しました。

トランジットバスではそれまで通りリゾートクルーザーの種車として導入されました。今後もメルファの導入があるのかは不明。

K175
習志野230 う 11-18
PB-RR7JJAA
(東京特殊車体)
リゾートクルーザー
舞浜駅 舞浜駅


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