日野ブルーリボンU / 京成トランジットバス

日野といすゞの合弁会社として設立した「J-BUS」。今や国内のバスメーカーとして最大手となった事業者ですが、ここでエルガとの統合車種として登場したのがブルーリボンUで、基本的にほぼエルガと同じ仕様でした。それもその筈、製造はエルガとブルーリボンUのどちらも同じ場所、J-BUSの宇都宮事業所で製造されていました。この頃丁度レインボーもいすゞエルガミオとの統合車種としてレインボーUになった為、ハイブリッド車として製造が続いていたブルーリボンシティを除くと、日野らしいスタイルのバス車体は見られなくなってしまいました。
尚、ブルーリボンUはあくまでも独立した車種としての扱いのようで、2015年にエルガおよびブルーリボンがモデルチェンジした際、そのブルーリボンが2代目のブルーリボンという扱いになりました。

京成トランジットバスでは、東京ディズニーリゾートのパートナーホテルの送迎バスに用いられる「パートナーホテル・シャトル」の種車として用いられています。ディズニーリゾートクルーザーと比べて種車の面影は割と残っている印象。

上写真はK026、東京ディズニーランドにて。
最終更新:2020/7/30 ページの作成。



【写真】

・PJ-KV234系

2004年12月にいすゞがPJ-LV234系を登場させたのに少しだけ遅れて2005年1月に登場した型式で、平成16年排出ガス規制に適合。見た目も全くエルガと同様なので判別が困難となりますが、車内の銘板が日野自動車名義である他、事業者によっては前面、後面のどこかに「HINO」と書かれているのでそこで判別できます。逆に言えばそれくらいしか見た目の違いはありません。

トランジットバスでは上記の通り、東京ディズニーリゾートのパートナーホテルの送迎バスとして用いられています。多少の差こそあれど基本のデザインは同一で、リゾートクルーザーと比べると原型が残っています。

K016
習志野230 う 16
PJ-KV234Q1
(東京特殊車体)
パートナーホテル・シャトル
オリエンタルホテル東京ベイ
TDL
TDL
K019
習志野230 う 19
PJ-KV234Q1
(東京特殊車体)
パートナーホテル・シャトル
舞浜駅TDL
K021
習志野230 う 21
PJ-KV234Q1
(東京特殊車体)
パートナーホテル・シャトル
三井ガーデンホテルプラザ東京ベイ
TDL
TDLTDL
K022
習志野230 い 22
PJ-KV234Q1
(東京特殊車体)
パートナーホテル・シャトル
三井ガーデンホテルプラザ東京ベイ
TDL
K023
習志野230 い 23
PJ-KV234Q1
(東京特殊車体)
パートナーホテル・シャトル
回送
TDL
TDL
K025
習志野230 い 25
PJ-KV234Q1
(東京特殊車体)
パートナーホテル・シャトル
三井ガーデンホテルプラザ東京ベイ
TDL
TDL
K026
習志野230 う 21
PJ-KV234Q1
(東京特殊車体)
パートナーホテル・シャトル
浦安ブライトンホテル
TDL
TDL


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