ユーロツアーは、1996年から日産ディーゼルフィリピンが日本向けに製造したハイデッカータイプの大型観光バスで、ボディ素材にアルミやFRPを取り入れた事で、国産の車両では実現できなかったコスパの高さが魅力となりました。
海外生産に起因するメンテナンス性への不安や、国産のバスに比べて操縦の安定性が劣る点等から、一大勢力とまではならずに生産中止となってしまっています。尚、車体については輸入後に富士重工が最後の仕上げを行っていたようです。
そのユーロツアーを大量に導入した事業者が東京空港交通でした。一時はこの車両が大多数を占め、東京空港交通のイメージとして定着する程だったのですが、やはり寄る年波には勝てず、廃車や譲渡が進み、現在は見ることが出来なくなってしまいました。
上写真は424-71055JA、秋葉原駅にて。
最終更新:2019/5/1
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