三菱エアロスター(2代) / 東京空港交通

1996年9月にエアロスターのフルモデルチェンジが施され、左右非対称の前面等の特徴は継承しているものの、それまでと全く異なるシャープなデザインに生まれ変わりました。導入当初はそれまでの車両との区別の為に「ニューエアロスター」とも呼ばれていました。
1997年からは国産初の本格的なノンステップ車の導入も始まり、新たな路線バスの一時代を築いた車種だとも言えるでしょう。純正の車体は新呉羽の後身であるMBMで設計されたものの、製造は三菱自動車バス製造に一本化されました。

東京空港交通では幅広のランプバスとしての仕様が一般的ですが、職員輸送用等を兼ねた車が一般の幅で公道ナンバーも付けて導入されている例もあります。

上写真は767、羽田空港にて。
最終更新:2019/5/1 ページの作成。



【写真】

・KL-MP33/35/37J系

2000年、平成11年排気ガス規制に伴いエンジン関係の改良が行われた事で型式が変更されたもので、KC-MP系と見た目はほぼ変わりません。この型式では当初から2ステップ、1ステップ、ノンステップの3種類が選択できるようになりました。

東京空港交通ではランプバスとして導入されている車両ばかりとなります。言うまでもなく特別仕様の改造扱い。まるで昔の京急バスの様なスーパーワイドドアを装備している車両も多いので、何だか趣味的に楽しい印象です。

【成田】745

公道ナンバー無し
KK-MP33JP改(三菱)
成田空港
【羽田】753

公道ナンバー無し
KK-MP33JP改(三菱)
羽田空港 羽田空港 羽田空港 羽田空港
【羽田】759

公道ナンバー無し
KK-MP33JP改(三菱)
羽田空港
【羽田】767

公道ナンバー無し
KK-MP33JP改(三菱)
羽田空港
【羽田】784

公道ナンバー無し
KK-MP33JP改(三菱)
羽田空港


・PKG-MP35U系

2007年9月、平成17年排出ガス規制および平成27年重量車燃費基準に適合した型式で、基準値に対してPM10%低減を達成しています。このモデルは日産ディーゼルにOEM供給され、スペースランナーAとしても発売されていました。その場合、型式はPKG-AP35U系となります。ホイールベースは4.8m(UK)、5.3m(UM)、6,0m(UP)の3種が存在。

東京空港交通では職員輸送用に一般幅の車両が導入されています。ランプバスにも使われているのかはよく分かりません(その用途で見かけた事が無い)が、一般的な仕様の車両であるおかげでバスコレクションとして発売されていたりもします。有難い話。

【羽田】821

品川200 あ 29-36
PKG-MP35UM(三菱)
羽田空港第1


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