三菱エアロスター(初代) / 東京空港交通

1984年に、それまでのモノコックボディから脱却し、三菱初の量産型のスケルトンモデルとして登場したのがエアロスターで、フロントマスクが左右非対称で、視野角大窓が設けられたのが大きな見た目上の特徴となりました。純正のエアロスターの車体メーカーは三菱と呉羽(のちの新呉羽)の2社が存在し、どちらかと言うと三菱製の方が角ばった見た目をしていました。

…と、ここまでが一般のエアロスターの説明。東京空港交通では観光マスクの車両をランプバスとして使用していました。これをエアロスターと言っていいのかは若干疑問符ではありますが、かといって他の車種に区分する事も出来ないのでここで公開いたします。型式もとてもややこしいのですよ。

上写真は76、羽田空港にて。
最終更新:2019/5/1 ページの作成。



【写真】

・MP618P改

1990年の平成元年排出ガス規制に適合した型式で、前面のバンパーのフォグランプが丸型から角形になった事がP-MP218/618との見た目上の差になりますが、実質見た目の差はほぼ無いと言ってよいでしょう。

…というのが一般的なMP618(U-MP218/618の説明文)ですが、この車両は観光マスクかつ幅広のランプバス専用車。そしてこの車両、規制記号を付けるとしたら「KC-」となります。路線バスでKC-MP218/618なんて型式は存在しません。異端づくめだなぁ。

ランプバスは走行距離もたかが知れているので一般のバス車両と比べれば寿命も長いと思われますが、この車両が今も残っているのかどうかは微妙な所。置換えの情報なども出回りづらいですし。

【羽田空港】76

公道ナンバー無し
MP618P改(三菱)
羽田空港


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