日野ブルーリボン(初代) / 東京空港交通

1982年、当時製造されていた観光バスに合わせたスケルトンボディの路線バスとして登場したのがブルーリボンで、登場当初は当時の主力だったRE/RC系列が並行して生産されていたため販売が伸びなかったものの、1984年にRE/RC系列の製造が終了した事から以降は勢力を急増。日本中で見かけない場所が無いほどの車種に成長しました。個人的には、同業他社と比べてもとりわけ直線的なデザインになっていた印象があります。

CNGバスやハイブリッド車の登場、ノンステップバスの導入等時代に合わせた進化を続けつつ2000年まで製造が続き、以降はマイナーチェンジを施した「ブルーリボンシティ」へと製造がシフトしてゆきました。

東京空港交通では、ランプバスとしての採用例があるようです。それらの車は観光マスクの車両となるので、一般のブルーリボンとは受ける印象が異なります。

上写真は886、成田空港第2ターミナルにて。
最終更新:2019/5/1 ページの作成。



【写真】

・U-HT/HU系

1990年、平成元年排出ガス規制に適合したグループで、この代から角型4灯ヘッドライトが設定され、次の代のKC-HT/HU系からはそれが標準設定となりました。

東京空港交通に在籍しているのはランプバス用の3扉、観光マスクの車両。標準幅で公道走行も可能なのでナンバープレートも付いています。出動していないときは成田空港の第2ターミナルのバスターミナル脇に停めてあるようです。下で紹介している886号車と異なり、側扉の窓が非常に広く取られている事が特徴的でした。とはいえ、他の車もこの特徴を兼ね備えているのかは分かりません。

【成田】885

成田200 か 120
U-HU2MPAA(日野)
成田空港第2 成田空港第2


・KC-HT/HU系

1995年に平成6年排出ガス規制に適合した事から記号がU-からKC-に変更となりました。このグループより、ヘッドライトの形状が角形4灯に統一されています。観光マスクの車両に関しては、それまでと同様ブルーリボン観光型の見た目で製造が続きましたが、1999年以降にはセレガの見た目になった車両も追加されています。

東京空港交通に在籍しているのはU-HT/HU系列同様、ランプバス用の3扉、観光マスクの車両。標準幅で公道走行も可能なのでナンバープレートも付いています。出動していないときは成田空港の第2ターミナルのバスターミナル脇に停めてあるようです。

【成田】886

成田200 か 264
KC-HU2MPCA(日野)
成田空港第2 成田空港第2 成田空港第2



〜Others〜
側扉
885号車にて


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