1000N系
1987年の南北線開業当初からの車両で、1992年と1996年に1本ずつ車両が増備されています。20m4扉車体ですが、先頭車でも同じ定員を確保したたため、先頭車だけは1両22mととても長い車体となっています。何と言っても、側扉の窓が楕円形であったりするその斬新なデザインと、日本の鉄道車両としてATOによるファジィ制御を初めて採用したことが大きな特徴で、1988年のローレル賞を受賞しています。

2004年以降、更新が施され、見た目こそそのままな物の内装や走行装置などが新車同様に生まれ代わり、これと同時に形式も「1000N系」に変更されています。人気も高い車両だと思うので、模型が出たりしないかな…なんて、思ったりもします。

上写真は1117編成、富沢にて。
簡単な年表
1987年 登場
2004年 更新開始
2013年 更新終了
最終更新:2018/8/25
【ピックアップ】どうしようもないポールの図を追加。
【編成別】1107F,1109F,1111F,1114F,1116F,1119F(1枚)、1113F(2枚)を追加。
【Others】座席を置き換え。



【写真】
 

最近の車両の修繕の時のよくある流れとして、1000系にも座席のスタンションポールが設置されたのですが…ですが…。これはいったいどう突っ込めばいいのでしょうか。お気づきになりますでしょうか。座席の着席区分のど真ん中にポールが突っ立っております。座席の色分けだけならともかく、背刷りだけとはいえ、軽く1人1人に合わせたバケット形状にもなっています。それを完全無視したこの配置。気付いた瞬間に少し噴き出してしまいました。誰か施工前に気付かなかったんかい。


〜編成別〜
1105編成
泉中央行き
富沢
1106編成
富沢行き
富沢
泉中央行き
富沢
1107編成
泉中央行き
富沢
1109編成
富沢行き
仙台
1110編成
富沢行き
富沢
1111編成
富沢行き
富沢
富沢行き
富沢
泉中央行き
富沢
1113編成
泉中央行き
仙台
富沢行き
富沢
1114編成
富沢行き
仙台
1116編成
富沢行き
仙台
1117編成
富沢行き
富沢
1118編成
泉中央行き
富沢
1119編成
富沢行き
富沢
1120編成
富沢行き
富沢



〜Others〜
ドア
(LEDあり)
ドア
(LEDなし)
扉上案内表示 車内座席座席(優先席)
吊り革ローレル賞プレート貫通扉 座席袖仕切り前面ライト社紋
運転台パンタグラフ



〜行き先表示〜
富沢泉中央



〜車両の音〜
・1000N系走行音

【南北線】長町一丁目→長町(1分33秒:509KB)

VVVFは三菱IGBT。東京メトロの8000系等でも聞く事が出来るモーター音です。車内放送の声も声なので、何だか東京の地下鉄に乗っているような気分になります。デザインは全然違いますが。
扉の開閉時にブザーが流れるのが、更新前から残る特徴と言えそうです。




〜映像〜

・1000N系ドア開閉(youtube)

仙台市営地下鉄南北線の1000系。元々斬新なデザインであったことに加え、現在は更新されて「1000N系」となったので、まるで新車の様な出で立ちとなっています。そんな中、旧来のドアブザーが継続して用いられている点は1000系当時からそのままなようです。



仙台市営のTopへ東北地方の鉄道のTopへ
鉄道データのTopへTopへ