仙台市電初のボギー車として1948年に登場した車両で、搭乗当時は前面3枚窓、前後扉、ポール集電と、この姿とは随分異なる見た目をしていたようです。市電廃止まで運用が続き、それ以降は仙台市電保存館で1両が保存、5両が長崎電気軌道に譲渡されました。長崎に渡った車両はその後、1両がシドニーの路面電車博物館に譲渡、1両が仙台に里帰りを果たして秋保温泉駅跡に保存され、1両が現在も動態保存されています。動いている100形に乗りたい場合は長崎でのイベント運用を調べてみるのが良いでしょう。
上写真は仙台市電保存館にて。
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