日野リエッセ / 長崎自動車

リエッセは、それまで製造されていたマイクロバスのレインボーRBをモデルチェンジする形で1995年に登場したモデルで、リエッセ(LIESSE)という名前は英語の「リムジン(LIMOUSINE)」とフランス語の「コンテス(COMTESSE)」を合わせた造語。マイクロバス唯一のリアエンジン・リアドライブ方式車となった事から、定員確保やワンマン機器の取り付けなどにも有利で、コミュニティバスや小型バスでしか運用できない路線用の車両として普及してゆきました。
1996年5月からはトヨタへのOEM供給によりコースターRとして、2003年以降はいすゞへのOEM供給でジャーニーJとしても導入されたものの、翌年2004年のモデルチェンジ以降はJ-BUSが製造する統合モデルの形となりました。最終的に2011年まで製造が続き、以降はこのサイズのバスはポンチョに統一されることになりました。

上写真は9252、大橋営業所にて。
最終更新:2020/5/15
【KK】9412を追加。
【PB】9251,9252を追加。



・KK-RX4JFEA系

1999年、平成10年排出ガス規制に適合したモデルで、全車にABSが標準装備されました。2001年7月には平成12年騒音規制にも適合しています。

長崎自動車では、「うみかぜ」と名付けられた路線の専用車として何台かが在籍しているようです。塗装は長崎ココウォークのラッピングとなっています。

【大橋】9412
長崎200 あ 14
KK-RX4JFEA(日野)
うみかぜ
回送
大橋営業所

大橋営業所


・PB-RX6JFAA系

2004年、平成15年排出ガス規制に適合したモデルで、国土交通省「超低PM排出ディーゼル車」85%低減レベルの認定を受けています。灯火器保安基準適合の為、それまでの車両とフォグランプの形状が異なっています。

長崎自動車では上記の「うみかぜ」用の車両の他にも長崎市のコミュニティバスとして運行されていた車両が在籍していましたが、現在は運行を終了し、車両もデザインもほぼそのまま塗装だけ変更して長崎県営バスへと移管され「ながさきお買いものバス」として運行されています。

【松ヶ枝】8511
長崎200 か 368
PB-RX6JFAA(J-BUS)
長崎市コミュニティバス
都心部循環
崇福寺
都心部循環
崇福寺
【松ヶ枝】8512
長崎200 か 369
PB-RX6JFAA(J-BUS)
長崎市コミュニティバス
都心部循環
撮影地不詳
【松ヶ枝】9251
長崎200 あ 57
PB-RX6JFJA(J-BUS)
うみかぜ
回送
大橋営業所
【松ヶ枝】9252
長崎200 あ 58
PB-RX6JFJA(J-BUS)
うみかぜ
回送
大橋営業所


長崎自動車のTopへ 九州のバスのTopへ バスのTopへ Topへ