いすゞエルガ(初代) / 成田空港交通

平成11年排出ガス規制に合わせてキュービックをフルモデルチェンジして登場したエルガ。車名はラテン語で「〜に向かって」という意味を持っており、新たな時代に向かって走り始めた路線バス、という意味合いが込められているそうです。2005年以降、J-BUSの設立によって日野自動車とバス製造事業が統合された為、日野自動車製のバスもエルガと瓜二つのスタイルになり、J-BUSが製造したバスは日本を代表するバスのスタイルへと成長するに至りました。

上写真は518、営業所にて。
最終更新:2023/10/1 702号車、18号車を追加。



・KL-LV834系

KL-LV280系の代の車両のうち、床面フルフラットタイプのエアサスのノンステップバスは「type-B」と呼ばれます。型式が区別され、KL-LV834系となりました。床面構造に対し、最後部にエンジンを垂直横置きし、後輪の車軸にドロップアクスルを採用することで、特殊な構造に対応しています。このような構造を取っている事から、他のエルガと比べて後面近くの処理が何だか物々しい見た目になっているのが大きな特徴。この型式は日野へのOEM供給はされていません。エルガのフルノンステップバスはこの型式のみとなり、2005年8月に製造を終了しています。

518
(元 京成タウンバス)
成田200 か 10-52
KL-LV834N1(いすゞ)
ターミナル連絡バス
営業所 営業所


・PJ-LV234系

2004年12月に、平成16年排出ガス規制に適合するべく登場した型式で、この型式よりエルガとブルーリボンUはJ-BUSの統合車種という扱いになりました。エルガとブルーリボンUで見た目も仕様もほぼ変わらず、ブルーリボンUなら車内や前面後面にHINOロゴがある(但し事業者次第)、という程度。 KL-LV280/380系との見た目の違いは、側面の反射期の有無、後部のエンジングリルの開口部が公式側から非公式側に移った事が挙げられます。

702
(元 東京ベイシティ交通)
成田230 い 702
PJ-LV234Q1(J-BUS)
営業所


・PKG/PDG-LV234系

2007年2月に、平成17年排出ガス規制に適合するべく登場した型式で、総重量14トン以上のMT車の一部は平成27年燃費基準に適合しており、これに当て嵌まれば「PKG」、当て嵌まらなければ「PDG」となります。尚、2007年8月まではPJ-LV234系の製造・登録も可能だったため、実際に製造が本格化したのはそのあとだったようです。 この代よりブルーリボンUの前照灯の形状が変更となった為、それまでと比べてエルガとブルーリボンUの区別ははるかに簡単になりました。

18
(元 京成タウンバス)
成田231 き 18
PDG-LV234N2(J-BUS)
そらまる循環
成田空港第2
そらまる循環
成田空港第2
営業所

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