いすゞ キュービック / 南国交通

1984年、昭和58年排出ガス規制に対応した際にそれまで製造されていたC型をモデルチェンジして登場したのがキュービックで、いすゞ製の路線バスとして初めてとなるスケルトンボディのバスとなりました。他社のスケルトンボディと比べて、傾斜のあるデザインの上に大きな1枚窓となった前面スタイル等、非常に斬新なデザインで登場し、路線バスの一時代を築き上げました。2000年以降はエルガに製造が移行し、その時点で製造を終了しています。 基本のいすゞ純正の車体の他に、富士重工や西日本車体工業の車体を持つ車両も数多く製造されました。

上写真は363号車。鹿児島中央駅にて。
最終更新:2023/8/4 ページ構成の変更。



・U-LV224/324/218/318系

1990年に平成元年排出ガス規制に適合して登場したモデルで、いすゞ純正の車体を持つ車両に関しては、車体のリベットレス化や窓枠の指示方法などを大幅に見直し、他社と比べて見劣りしない構造に進化したのが大きな特徴。分かりやすいポイントとして、後面のスタイルが凹凸の無いフラットな物に変化した事が挙げられます。

鹿児島22 き 363

U-LV218M改(いすゞ)
鹿児島中央駅
鹿児島22 き 512

U-LV218M改(いすゞ)
伊敷団地行き
知覧カントリークラブ
鹿児島中央駅


・KC-LV280/380系

1995年、平成6年排出ガス規制に適合させた際、マイナーチェンジが施され、低床化に加えて全高を下げたのが主な変化となりました。また、ワンステップ、ノンステップ車両の導入も見越したことから車体側面の構造自体がそもそも見直されることになりました。アイドリングストップの展開強化も実施されています。型式は、エアサスなら280、リーフサスなら380となります。

鹿児島22 き 863

KC-LV280N(いすゞ)
吉野公園行き
鹿児島中央駅
鹿児島22 き 967

KC-LV280N(西工)
[1]花棚行き
鹿児島中央駅

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