明治村の目玉とも言えるこの動態機関車。2両が在籍していますが古さで言えば12号機関車に軍配が上がります。何より12号機関車は新橋〜横浜の鉄道開業当初に運行されていた機関車である為、動態であるか否か以前に残っている事が奇跡と言える存在。撮っても映え、乗っても非常に貴重な経験となるので、是非明治村をご訪問の際はご乗車頂ければと思います。
9号…1912年 アメリカ ボールドウィン社製。富士身延鉄道の後、日本鋼管鶴見製鉄所で使用。
12号…1874年 イギリス シャープ・スチュアート社。上述の経緯を持つことから非常に貴重。動態保存されている機関車で国内最古となります。鉄道院の後、1911年に尾西鉄道に払い下げられ、同社の12号として運行されていました。
保存ボイラー…上記の12号のオリジナルのボイラー。動態保存開始当初はこのボイラーを用いていたそうです。
上写真は9号、東京駅(※明治村内)にて。
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