1920年、アメリカ製の電気機関車で、東京電燈が発電所の建設工事用に使用していた物を譲受して登場しました。もともとの用途が用途なため、入線後の改造でごらんの様なとんでもない見た目になりました。主な改造は運転室の設置、トロリーポールからパンタグラフへの交換…等々。元々の車体が小さいため、パンタグラフも特異な形状の物となってしまいました。この変な見た目から「カブトムシ」の愛称で親しまれ、廃線されるその時まで草軽鉄道の象徴的な存在として活躍が続きました。現在、1両が軽井沢駅前に保存されています。
上写真は軽井沢駅前にて。
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