2110系統
2100形に続く新形式として1991年に登場したのが2110形で、鹿児島市電初のVVVFインバータ制御車となりました。前面に傾斜がついたほか、扉が折戸に変更されました。製造がJR九州なのは2100形と同様です。厳密には2100形も含めて2100系統となるのですが、立ち位置が同じなだけで2100形とは完全に別物の車両と言えます。以降、2140形まで細かく形式が分かれていますが、基本的には同じ車両です。

2110形…基本となる車両。1991年登場。
2120形…ワンハンドルマスコンを採用。此方も1991年の登場。
2130形…1992年の登場。登場年度で形式が分かれただけで2120形と同じ。
2140形…1994年の登場。以下同文。

1995年以降は旧型車の車体更新車両である9500形、9700形への製造に移行したため、2100系統は1994年の製造で最後となりました。

上写真は2111(鹿児島中央駅前にて)
簡単な年表
1991年 登場
最終更新:2023/1/29
【ページ構成】2110〜2140形のページを統合。
【車両別】2111,2113,2122(1枚)、2131(3枚)、2143(8枚)を追加。
【Others】置き換えも含め、製造表示以外をすべて追加。
【走行音】下3点を追加。
【映像】2点追加。
【風景】4枚追加。



〜車両別(2110形)〜
2111
回送車
大垣市
交通局前
鹿児島駅前行
大垣市
鹿児島中央駅
鹿児島駅前行
大垣市
鹿児島中央駅
[2] 郡元
大垣市
鹿児島中央駅
[2] 郡元
大垣市
鹿児島中央駅
[1] 谷山
神田
2112
[2] 郡元
マイアミ市
鹿児島中央駅
鹿児島駅前行
マイアミ市
水族館前
[2] 鹿児島駅
マイアミ市
鹿児島中央駅
2113
[2] 鹿児島駅
長沙市
鹿児島中央駅
[2] 鹿児島駅
長沙市
鹿児島中央駅
[1] 谷山
長沙市
交通局前
交通局前行き
長沙市
交通局前
[2] 郡元
鹿児島中央駅


〜車両別(2120形)〜
2121
[2] 鹿児島駅
鹿児島中央駅
[1] 谷山
天文館通
2122
[2] 鹿児島駅
鹿児島中央駅


〜車両別(2130形)〜
2131
[2] 郡元
鹿児島駅前
[2] 郡元
鹿児島中央駅
[2] 郡元
鹿児島駅前
[2] 郡元
鹿児島中央駅
[2] 郡元
神田
[1] 谷山
鹿児島駅前
2132
[2] 鹿児島駅
鹿児島中央駅
[2] 郡元
鹿児島中央駅
交通局前行
交通局前


〜車両別(2140形)〜
2141
[1] 谷山
鹿児島駅前
2143
交通局前行
交通局前
[2] 鹿児島駅
鹿児島中央駅
[2] 郡元
神田〜唐湊
[2] 鹿児島駅
郡元
[2] 鹿児島駅
郡元
[2] 鹿児島駅
郡元
[1] 谷山
鹿児島駅
[1] 谷山
鹿児島駅
[2] 郡元
鹿児島駅


〜Others〜
パンタグラフ ドア 乗車口車内吊り革製造表示 標識灯
ドア 降車口車内案内表示


〜行先表示〜
回送車


〜車両の音〜
・2110系統走行音

朝日通→市役所前
加治屋町(途中の信号から)→高見橋
鹿児島中央駅→都通
純心学園前→中郡
鹿児島駅→桜島桟橋通

2110〜2140形で全て共通の走行音で、初期の東洋GTOとなります。かつては各地の路面電車で広く聞けた音でいたが、今となってはこの音も貴重になりつつあり、2100系列でも徐々に更新が進められているようです。



〜映像〜

・2110系統発着集(youtube)

まさかのJR九州が製造というとても珍しい車両でもある2100系統。2100形〜2140形まで細かく形式が分かれているものの、最初の2100形以外は基本的に見た目は同じです。路面電車にありがちな東洋の初期GTOが聞ける音鉄的には有難い車両でもあるのですが、徐々に機器更新も進められているようです。2022年時点では更新されている車両の方がレアな状態だったので、堪能するなら今のうちと言えるでしょう。

・2132号 鹿児島中央駅発車(youtube)

2110形〜2140形は見た目も仕様もほぼ同様です。製造がJR九州、というのが一番の特徴でしょうか。塗装は鹿児島市電では伝統的な色。ちょっと形に似合わない気もしますがまぁ、これはこれで可愛くていいですね。
出発を録ったのはいいのですが、すぐに信号待ちで止まってしまいました。


〜風景・並び〜
鹿児島駅鹿児島中央駅鹿児島駅鹿児島中央駅鹿児島駅

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