日産ディーゼル RN / 鹿児島交通

日産ディーゼル製の小型バスとしてラインナップされていたシリーズで、KC-代の1996年に登場しました。当時はコミュニティバスが全国的な広がりを見せた時期で、当時の車両の問題点も指摘されつつあった(ツーステップのリフトバスが殆どだったため車椅子利用に手間がかかる、等)為、その難点を克服した車両を…という目的で開発が進められることになりました。
当時日産ディーゼルの車両を数多く導入していた京王グループからの要望があり、京王、富士重工、日産ディーゼルの3社で開発されたのも大きな特徴で、京王グループに導入例が多く、また京王出身の車両に独自の前面を持った車両が多いのもそれ故です。

KCおよびKKの代のみ製造され、2004年に製造を終了しています。スペースランナーの名を冠する事はありませんでした。

上写真は1322号車、加世田バスターミナルにて。
最終更新:2022/12/18
【KCRN】1108、1322、1337を追加。



・KC-RN210CSN系

RN最初のモデルで1996年の登場。当時のRMと同じエンジンを横置きエンジンとして搭載しています。富士重工製の車体の第1号は京王に、西工製の車体の第1号は西鉄に導入されました。京王電鉄では、富士重工の車両の前面デザインをやや丸みを持たせたものに変更した車両を導入したのが大きな特徴で、これは京王グループ独自の特徴となりました。そのため、これらの車両が地方へ譲渡されて第2の人生を送っている場合、即座に京王グループのどこかの出身である事が見抜けるのも面白い特徴です。

鹿児島200 か 11-06
(元 京王バス)
KC-RN210CSN(富士重工)
イッシーバス
指宿駅
鹿児島200 か 11-08
(元 京王バス)

KC-RN210CSN(富士重工)
加世田加世田
鹿児島200 か 12-11
(いわさきネット)
(元 京王バス)

KC-RN210CSN(富士重工)
せごどん号
まち巡りバス
鹿児島中央駅
まち巡りバス
鹿児島中央駅
鹿児島200 か 12-71
(元 京王バス)
KC-RN210CSN(富士重工)
イッシーバス
指宿駅
鹿児島200 か 13-22
(元 京王バス)

KC-RN210CSN(富士重工)
加世田加世田
鹿児島200 か 13-36
(元 京王バス)

KC-RN210CSN(富士重工)
知林ヶ島入口行
指宿駅
鹿児島200 か 13-37
(元 京王バス)
KC-RN210CSN(富士重工)
つわちゃんバス
加世田加世田
鹿児島200 か 13-82
(元 江ノ電バス)

KC-RN210CSN(富士重工)
回送
鹿児島中央駅
鹿児島200 か 14-63
(いわさきネット)
(元 西武バス)

KC-RN210CSN(富士重工)
せごどん号
まち巡りバス
鹿児島中央駅

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