鹿児島交通(当時は南薩鉄道)が開業の際に導入したSLで、1913年、ドイツのハノマーク(ハノーバー)製。1963年に除籍されて以降、加世田駅構内で保管が続き、その時の縁から現在も加世田バスターミナルにて保存が続いています。バスの整備工場内にある(※加世田バスターミナル内の博物館のチケットを購入するとここも見学できます)為、写真は撮りづらいものの保存状態は至って良好。登場した時期や私鉄の自社SLであることを考えると非常に貴重な事なのではないでしょうか。尚、訪問時は1号と2号で塗装が異なっていました。現役のころからそうだったのかは調べてもよく分かりませんでした。
上写真は1107号、比奈にて。
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