国鉄キハ07に準じた構造の自社発注車で、1952年に川崎車輛で6両が製造されました。譲渡ではなく自社発注でキハ07準拠の車両を導入した事業者は意外と少なく、台湾で1社、国内では夕張鉄道と鹿児島交通(当時は南薩鉄道)のみでした。現在は加世田バスターミナルの整備工場内に保管されています。
本家キハ07と細かい差異がある事かもあり、この車両が現存しているのは途轍もなく貴重な事。バスの整備工場内に保管されている(※加世田バスターミナル内の博物館のチケットを購入するとここも見学できます)為、写真は撮りづらいものの保存状態は至って良好。とてもありがたい事であり、今後も出来る限りその姿が見られれば良いのですが…。
上写真は加世田バスターミナルにて。
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