日産ディーゼル製の小型バスとしてラインナップされていたシリーズで、KC-代の1996年に登場しました。当時はコミュニティバスが全国的な広がりを見せた時期で、当時の車両の問題点も指摘されつつあった(ツーステップのリフトバスが殆どだったため車椅子利用に手間がかかる、等)為、その難点を克服した車両を…という目的で開発が進められることになりました。
当時日産ディーゼルの車両を数多く導入していた京王グループからの要望があり、京王、富士重工、日産ディーゼルの3社で開発されたのも大きな特徴で、京王グループに導入例が多く、また京王出身の車両に独自の前面を持った車両が多いのもそれ故です。
KCおよびKKの代のみ製造され、2004年に製造を終了しています。スペースランナーの名を冠する事はありませんでした。
上写真は保存されているD79784、京王れーるランドにて。
最終更新:2024/1/28 ページの作成。
|