国鉄末期の1986年より、余剰となった荷物電車等を改造し、電化ローカル線向けに導入された車両で、1両単位で運用できる事が強みとなりました。JR西日本の区間では、登場当初は可部線と阪和線の羽衣支線用に導入された車両が運行されていました。これらは見た目も全く異なり、前者は窓配置も整った2扉片開き扉、後者は窓や扉の位置が荷物電車時代を踏襲している為変な見た目となった2扉両開き扉。
現在、これらの車両は下関地区に集結し、宇部・小野田線系統で運行されている他、105系の増結用クモハと同じような扱いを受けて混雑時間帯に下関まで足を延ばすこともあります。また、近年は羽衣支線出身の車両の扉・窓配置を均等な位置に改造しており、登場当初ほどの違和感は無くなっています。最も、それでも変な見た目であることに変わりはないのですが。
尚、これら123系は1両単位でありながら編成番号を持っているようです。
上写真は下関にてU13編成(クモハ123-2)。
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