(撮影地:嘉例川)
キハ140/47/147系 特急「はやとの風」

2004/3/13、九州新幹線が部分的に開業した際に鹿児島から霧島方面への観光列車として登場した特急列車で、種車はキハ140/47/147系からそれぞれ1両ずつ用意され、そのうちキハ140は検査代行や増結時に用いられる予備車とされ、後に「指宿のたまて箱」に転用されました。

2006年からは定期列車化され、毎日のように指定席が埋まる人気ぶりを見せつけました。この列車の登場後、JR九州では九州管内の各線に観光特急が増えることになり、観光列車ブームの礎を築いた列車とも言えそうです。

しかし、肥薩線が水害によって分断されると運行が難しくなり利用客も減少。臨時化を経て廃止されることになってしまいました。車両は長崎にわたり、「ふたつ星4047」として観光列車としての第2の人生を送っています。

簡単な年表
2004年 登場(臨時)
2006/3 定期列車に格上げ
最終更新:2015/7/13
【編成】47+47の編成に2枚追加。
【風景】3枚追加。



〜編成写真〜
47+147+140
鹿児島中央鹿児島中央
47+147
隼人鹿児島中央吉松吉松嘉例川大隅横川
大隅横川鹿児島中央鹿児島中央隼人隼人
140+147
鹿児島中央鹿児島中央 鹿児島中央鹿児島中央 鹿児島中央鹿児島中央


〜形式別〜
キハ47-8092(鹿児島中央)

白系の内装。3両の中で唯一主力未増強。
キハ147-1045(鹿児島中央)

赤系の内装。
キハ140-2066(鹿児島中央)

予備的な存在のキハ140。ロゴ等が他2両と比べて少なめ。
内装は赤系でした。予備車とはいえ他2両と遜色はありません。


〜Others〜
共通
運転台照明(天井)ゴミ箱照明(壁)
キハ147-1045
車内ロングシート部展望席 ドア貫通扉
キハ47-8092
車内ドア展望席製造表示
キハ140-2066
展望席部分車内ドア(左開き)ドア(右開き)


〜ロゴ〜


〜行先表示等〜
指定 / 自由
指定席 自由席
行先表示
吉松⇔鹿児島中央
(フォント1)
吉松⇔鹿児島中央
(フォント2)


〜映像〜
特急「はやとの風」
鹿児島中央発車
(youtube)

霧島温泉方面への観光誘致のために登場した観光特急「はやとの風」。既存のキハ40系列を改造して真黒な車体の車両を作り出しました。乗車率も上々な模様。基本はキハ147の2両編成ですが、このほかに予備的な存在としてキハ140が1両存在。多客の際は連結して3両になったりします。


〜風景・並び〜
吉松鹿児島中央隼人隼人隼人

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