キハ66
1975年の山陽新幹線全線開業に先立ち、1974年から導入されたディーゼルカーで、北九州地域で新幹線連絡輸送に従事することを目的として登場しました。高出力、冷暖房完備、転換クロスの装備…と、当時としては非常にハイレベルな車両で、キハ58等に混じり急行列車に使用されていたこともあります(もちろんこの車両は一般型)。この車両のノウハウが後のキハ40や117系等に技術が生かされることとなり、1976年のローレル賞を受賞しています。ハイレベルな車両だった半面、製造費はかなり高くついたようで、製造数は30両と少数派に留まっています。

現在は、長崎県内でのみの活躍となり、長崎本線〜大村線〜佐世保線で運用されています。キハ200系列と共通運用で、快速「シーサイドライナー」にも用いられます。一部の編成はハウステンボス特別色になったり、国鉄急行色のリバイバルカラーとなっていたりしていますが、乗ってしまえばどの色の車両も全く変わりません。

上写真は第12編成、長崎にて。
簡単な年表
1974年 登場
1976年 ローレル賞受賞
最終更新:2019/3/19
【編成別】1,5,6,9,12,13,14,15(1枚)、2,10,11(2枚)、7(3枚)を追加。
【形式別】キハ66-5、キハ66-110、キハ67-5、キハ67-110を追加。
【ハウステンボス】最初の3枚を置き換え、残りの5枚を追加。
【Others】クロスシート(黒)以降の9枚を追加。
【風景】3枚追加。

【行先】快速佐世保、ワンマン早岐(市布経由)、ワンマン快速長崎を置き換え。
長崎(市布経由)以降18枚追加。




2011年に登場当時の急行色に復刻された第10編成は、塗装変更と同時に台車の交換を行ったことにより、元番号に100を足してキハ66-110、キハ67-110となりました。

撮影地:長崎

〜編成別〜
第1編成
快速 長崎行き
長崎
ワンマン 快速 長崎
長崎
長崎行き
長崎
第2編成
ワンマン 長崎行き
長崎
ワンマン 長崎行き
佐世保
ワンマン 快速 長崎
長崎
快速 長崎行き
長崎
第4編成
ワンマン 長崎行き
佐世保
ワンマン 長崎行き
佐世保
第5編成
快速 長崎行き
長崎
第6編成
長崎行き
長崎
第7編成
ワンマン 快速 長崎
長崎
ワンマン 快速 長崎
長崎
快速 長崎行き
長崎
第8編成
快速 佐世保行
長崎
ワンマン 快速 長崎
佐世保
ワンマン 快速 長崎
佐世保
第9編成
ワンマン 長崎行き
佐世保
ワンマン 長崎行き
長崎
ワンマン 長崎行き
長崎
ワンマン 長崎行き
長崎
ワンマン 長崎行き
長崎
ワンマン 区快 長崎
浦上
第10編成
ワンマン 諫早行き
長崎
ワンマン 諫早行き
長崎
第11編成
長崎行き
長崎
快速 早岐行き
長崎
第12編成
快速 佐世保行
長崎
ワンマン 快速 長崎
長崎
第13編成
長崎行き
長崎
第14編成
ワンマン 長崎行き
長崎
第15編成
ワンマン 長崎行き
長崎


〜形式別〜
キハ66

9(長崎) 他の車両…5(長崎)
キハ66-100

110(長崎)
キハ67

9(長崎) 他の車両…5(長崎)
キハ67-100

110(長崎)


〜ラッピング・ロゴ等〜
シーサイドライナー
ハウステンボス


〜Others〜
ドア SSL車内 青シート貫通扉運賃表示器 クロスシート ロングシート
台車 第10編成ボックスシート 製造表示車内 黒シート吊り革 ドア ハウステンボス
クロスシート


〜行先表示〜
ワンマン 佐世保
長与経由
快速 佐世保 ワンマン 早岐
市布経由
ワンマン 諫早
市布経由
ワンマン 長崎
長与経由
ワンマン 快速 長崎
長崎
市布経由
諫早
市布経由
早岐
市布経由
佐世保
長与経由
長与 喜々津
市布経由
快速 竹松竹松
長与経由
快速 有田快速 上有田快速 早岐 ワンマン 長崎
市布経由
ワンマン 長崎ワンマン 諫早
長与経由
ワンマン 早岐
長与経由
回送長崎 長与経由 ワンマン 区快 佐世保
長崎〜竹松間 快速


〜映像〜
キハ66系(第9編成)佐世保発車(youtube)

キハ66-9を先頭とした編成。シーサイドライナー色、国鉄色、ハウステンボス色の3通りが存在しますが、どの列車も普通列車シーサイドライナー双方に使用されるようです。これは長与経由の長崎行き普通列車として発車してゆきました。
目立たない存在ですがこのあたりでしか見られないキハ66。しっかり記録できてよかった。


〜風景・並び〜 <
長崎長崎


〜その他〜
車内

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