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485系「宴」
1990年代中ごろ、時のJR東日本は団体輸送の需要が非常に高まっていました。当時は「なごやか」「江戸」の2本のお座敷列車が在籍していましたが、この2本だけは需要に追い付かなくなったため、1994年に485系を改造して登場したお座敷列車が「宴」です。当時その斬新なスタイルは話題となり、基本的に後に登場している485系改造のジョイフルトレインも、見た目はこの「宴」と次に登場した「華」を基本にしています(証拠は無いのですが、見た目のイメージがかなり近いので)。
「宴」の登場によって団体需要に余裕が持てた上、従来と異なり機関車の交換などが不要になったのが大きく評価され、JR東日本は485系改造のジョイフルトレインを多く登場させてゆくことになったのでした。
左写真は千葉にて。
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