(撮影地:東千葉)
E001系 寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」

JR九州のななつ星がクルーズトレインとして話題になる中JR東日本が2017年に登場させたクルーズトレインで、奥山清之がデザインプロデュースを担当しています。列車名の「四季島」は日本の古い国名である「敷島」の同音異字であり、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車であるという想いを込めて命名されました(…以上、列車名由来はwikipediaからの引用)。
運行の際には上野駅の13番線と14番線の間に専用ホームを新たに用意し、敷島の発着の際はそのホーム(13.5番線)を利用、一般の乗客は立ち入ることが出来ないようにする等、雰囲気作りも徹底されています(後にクルーズ運用に転用されたカシオペアが発着する際も、乗車ホームとなる13番線は乗客以外は立ち入れないように封鎖されています)。
運行ルートは実に様々で、意外と都心周辺を走り回るごく短いツアーが設定されることもあるので、気軽に見たいときはそういった運用でさほど混まない場所を狙うのが良いでしょう。

簡単な年表
2017年 運行開始
最終更新:2022/6/2 ページの作成。



〜列車編成写真〜
東千葉尾久南流山南流山南流山南流山
西船橋西船橋西千葉西千葉船橋法典東千葉
西船橋


〜形式別〜

西船橋にて
E001-1(1号車)

大型かつ大胆な窓配置が目立つ展望車。車両後方には非電化区間走行用のディーゼル発電機なども搭載しています。この展望室の名前は「VIEW TERRACE きざし」。フリースペースとなる為、定員の概念は特に無いようです。


西船橋にて
E001-2(2号車)

2号車は、機器的には、主電動機の他、交流電化区間で使用される主変圧器を搭載しています。
客室面ではスイート個室が3室ずつ設置されており、定員は6名。小窓が沢山並んでいる面は通路側、反対側は客室用の大窓が設置されています。


西船橋にて

西千葉にて
E001-3(3号車)

3号車は、主変圧器が無い他は基本的には2号車と同一の仕様です。


西船橋にて

西千葉にて
E001-4(4号車)

4号車はT車となります。スイート個室が3室設置されており定員は6名。バリアフリー対応の部屋を備えているほか、機器的には補助電源装置を搭載しています。


西船橋にて

西千葉にて
E001-5(5号車)

大きな黒色の扉が目立つ5号車はラウンジカーで、名称は「LOUNGE こもれび」。暖炉風のオブジェや電子ピアノ等、クルーズ列車としての雰囲気作りがなされているようです。この車両もフリースペース車の為定員の概念はありません。上野駅ではこの車両の扉から乗車する事になります。


西船橋にて

西千葉にて
E001-6(6号車)

6号車は食堂車。名称は「DINING しきしま」。和のテイストを取り入れて五感を刺激するハレ空間を演出するデザインにしている…との事。7号車寄りに厨房が設置されています。食堂車故、この車両も定員の概念はありません。


西船橋にて

西千葉にて
E001-7(7号車)

7号車はデラックススイートと四季島スイートを設置した個室車で定員は4名。言ってしまえば「最もお高い車両」です。


西船橋にて

西千葉にて
E001-8(8号車)

スイート個室が3室設置されており定員は6名。機器的には、小型の非常口を備えているのが特徴となります。


南流山にて

南流山にて
E001-9(9号車)

スイート個室が3室設置されており定員は6名。2,3,8号車と基本的に同一の室内ですが、パンタグラフの下に乗降口が備えられているのはこの車両のみとなります。


南流山にて

南流山にて
E001-10(10号車)

1号車と同一の仕様で名称は「VIEW TERRACE いぶき」。この車両がフリースペースだなんて大盤振る舞いもいい所ですね。



〜ヘッドマーク・ロゴ等〜
ロゴ
号車案内


〜Others〜
標識灯台車転落防止幌パンタグラフ5号車の扉扉の一例


〜風景・並び〜
南流山西船橋西千葉


〜その他〜
南流山南流山

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