C58+キハ141「SL銀河」
東北地方の観光面からの復興支援と地域の活性化を目的として、岩手県盛岡市にある交通公園に保存されていたC58-239を動態復元し、釜石線を走らせよう!というプロジェクトが誕生。JR北海道からキハ141形を購入して客車として使用することにより、回送時の機回しも不要となりました。
とはいえ、キハ141形が抜擢された理由には、C58だけでは釜石線の勾配区間における牽引走行が困難である、という点が挙げられます。つまり、キハ141もSLと一緒に動力を動かして走行しているのです。こういったことが出来る点で、元客車で現気動車のキハ141形はとてもSL銀河の運行に適していました。
釜石線で臨時列車として運行されるSL銀河は、ほぼ1日かけてゆっくりゆっくりと釜石まで運行されます。こんなノンビリした旅も悪くないのではないでしょうか。
上写真は新潟にて。
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