1963年、常磐線が平(現:いわき)まで交流電化する事に合わせ、それまでのED71形の後継として広範な運用に用いられる機関車として登場したのがED75で、東北地方を中心に一部は北海道や九州にも投入され、1976年まで製造が続きました。
1980年代以降、EF81の運用の拡大や客車列車の減少に伴い除籍が相次いだものの、2019/10現在も少数がJR貨物と東日本で運行されています。JR東日本では工臨やEF81の予備車として用いられているものの、実際のところ既に定期運用は無く、現役の車両としてその姿をとらえるのは少々難しい車両でもあります。
現在、JR東日本に継承された車両としては、鉄道博物館に775号が保存されています。
上写真はED75-775。鉄道博物館にて。
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