E954系
JR東日本が最高速度360km/hで営業を行うためのデータ収集用に開発した車両で、
愛称はFASTとTECHNOLOGYを合わせた「FASTECH」。FASTECHは2本在籍しており、
もう片方の車両はE955系。こちらは山形・秋田新幹線といった在来線併用新幹線にも
対応しており、少し車体が小さくなっています。
この車両の試験目的は安全性向上、高速運転に伴う騒音の低減、乗り心地の向上など。

上写真はS9編成。大宮にて。
簡単な年表
2005/6 登場
最終更新:2008/6/8 ページの作成



【写真】

〜編成別(すべてS9編成)〜
ストリームライン
大宮 大宮 大宮
アローライン
大宮 大宮



〜形式別〜
E954-1。1号車(東京側先頭車)。
「ストリームライン」と呼ばれる先頭形状で、先頭部の長さは実に16m。
モーターは積んでいませんが、計測機器が搭載されてます。
E954-2。2号車。
モーター車は2両1組とされており、新型モーターの比較のために2〜7号車にあわせて
3種類のモーターが付けられています。2号車と3号車はかご型三相誘導電動機。
2号車にはパンタグラフが設置されています。
E954-3。3号車。
2号車とペアのモーター車です。
E954-4。4号車。
4号車と5号車のモーターは永久磁石同期電動機。
ビュッフェが設置されているとのこと。営業でも使われないかなぁ。
この車両にも計測機器が搭載されています。
E954-5。5号車。
4号車とペアのモーター車で、グリーン車。乗ってみたい。
窓の間隔が若干広いようです。
荷物兼用と思しき大きな扉が付けられています。
E954-6。6号車。
6号車と7号車のモーターはかご型三相誘導電動機で2,3号車と同じですが、
2,3号車が370kw×8なのに対しこちらは350kw×8。微妙に違うみたいです。
5号車同様、荷物兼用と思しき大きな扉が付けられています。
E954-7。7号車。
6号車とペアのモーター車で、パンタグラフが設けられていますが、
2号車のものとは形状が異なっています。
E954-8。8号車(八戸側先頭車)。
1号車同様、モーターは積んでおらず、先頭部の長さも同じく16mでこちらは「アローライン」。
秋田・山形新幹線用のFASTECHであるE955形は両方の先頭車がこの形状となっています。
この車両にも計測機器が搭載されています。



〜Others〜
この車両の特徴の1つが空力ブレーキで、このフタの中に入っています。
車両のいたるところに緊急制動用として設けられていました。
この形が猫の耳のようであったことから一時期話題となっていたのですが、
実用化は見送られ、この車両では使わなくなってしまいました。残念。

撮影地:大宮
ストリームライン側の前面の窓の中を撮影してみたら運転台が写るかと思ったら…
全く写りません。もっと後ろにあるみたいです。乗務員室はいったいどれほどのデカさなのやら。

撮影地:大宮


ドア ドア(荷物兼用) 「FASTECH360S」
ロゴ
「FASTECH360S」
ロゴ
パンタグラフ
(2号車)
ブレてますorz
空力ブレーキ? ヘッドライト
(8号車)



〜行き先表示〜
行き先・種別表示
非表示
指定席・自由席表示
非表示


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