元々はDE10やDD13が入線できない軌道の弱いローカル線用の機関車として1971年に登場した車両で、そのような状況の路線の無煙化を推し進める事になりました。搭載機器自体はDD51、DE10、DD13とある程度共通しており、コスト削減も図られています。このうち、大糸線と飯山線の除雪車として1979年以降にラッセルヘッドを装備する改造が施された車両は300番台を名乗り、除雪車として最後まで残ったのはJR西日本に在籍していた大糸線用の車両でした(2015年引退)。
JR東日本においては飯山専用の車両が2009年に引退した事で除雪車としての運行は終了、以降は2021年12月まで11号機が長野総合車両センターに在籍していましたが、此方も引退して廃形式となっています。
上写真は301号機(ラッセルヘッドのみ)。直富商事にて。
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