1992年に登場した試験車で、愛称は「STAR21」。これは「Superior Train for Advanced Railway toward the 21st century」の略。要するに「21世紀の素晴らしい電車」という意味合いが込められており、試験内容には環境対策も含まれていたようです。1〜4号車がボギー車、5〜9号車が連接車となっているのも大きな特徴。2014年現在、連接車体の新幹線は他に例がありません。ボギー車の部分が「952形」、連接車の部分が「953形」となっています。
1993年、最高速度425km/hを達成するなどの偉業を成し遂げたのち、1998年に廃車となり、両側の先頭車1両ずつと、953形側の先頭車が連接車だったが故か、953形の中間車も1両だけ保存されています。
上写真は新幹線総合車両センターにて。
|