近郊型列車の標準型となるべく、1978年に登場した車両で、後に登場した717系と見た目は殆ど変りません(スカートの形状が異なる程度)。国鉄の財政難を理由に「標準型」となる事は出来ず、3編成のみの登場に留まってしまいました。
数少ないグループであったためか、E721系が投入されると真っ先に運用を離脱してしまったものの、阿武隈急行に1編成が譲渡され、予備車的な存在として暫く運用され、話題を呼びました。
現在は岩切〜新利府間に存在する仙台レールセンターに1編成が留置されています。すでに車籍はなく、事故等の訓練に用いるための車両であるとのこと。
上写真は仙台にて。
|