415系
1971年に登場した交直流両対応車両。細かい番台分けをすると非常に多くの番台分けがされているのですが、基本は4種類。0、800、1500、1900番台となります。九州地方と常磐線・七尾線で活躍中。詳しい説明は各番台の説明にて。

上写真は石岡にて。
簡単な年表
1971年 登場
1986年 1500番台登場
1991年 1900番台・七尾線用(800番台)登場
2005/7/9 1900番台運用離脱
最終更新:2016/2/22
K540編成を追加。



【写真】



0番台など

基本となる415系は、403系に引き続き1971年に登場しました。
細かい番台分けがあるのですが、主な番台区分はこんな感じ。

0番台…基本
100番台…クロスシートのシートピッチを拡大したもの。
300番台…0番台の制御車が該当。番台分けされたのは、403系から制御車を編入する予定があったため。
500番台…トイレと向かい合う部分を除きロングシートになった車両。ラッシュ対策で登場。
700番台…セミクロスシート車両だが、車端部分はロングシートとなっている。

現在は、700番台を除いた各番台が九州地方で活躍しています。常磐線からは、鋼製車体の415系は引退してしまったので見ることができません。これらの番台も分けるべきなのかもしれませんが編成内でごちゃまぜなことも少なくない上に写真で見ただけじゃ区別がつかないことがほとんどなので、ひとまとめとさせていただきます。

K802編成
普通
上野
K811編成
普通
上野
普通
「常磐線100th」
上野
K903編成
普通
藤代
編成不明
普通
北小金
新松戸 南柏 普通
松戸
金町 新松戸
上野 南千住 金町 馬橋 馬橋 南柏
石岡 北千住 上野 馬橋



1500番台

1986年から増備された415系は、当時製造されていた211系を基にしたステンレス車体に変更。ただ、電装品などは従来の車両とそろえており、連結も可能。それ故常磐線では連結も日常的に行われたほか、鋼製車の編成の中に2〜3両だけ1500番台の中間車が入っている、といった珍事も少なからずありました(もちろんその逆も然り)。1500番台は現在、九州地方と常磐線の友部以北で使われています。

K532編成
水戸
K533編成
水戸
K540編成
水戸水戸
編成不明
普通
松戸
上野 小山 馬橋 馬橋 馬橋



1900番台

1両だけ試作された2階建て先頭車で、他の415系に連結して使用されていました。
グリーン車扱いとはならず普通車として活躍、この車両専用の運用も組まれていました。
が、2扉で乗降に時間がかかることから増備は一切行われず、上野〜友部間での415系の
運用消滅と同時に引退。この車両の運用結果は後の215系に生かされました。

JR東日本(退役)
編成不明
普通
北千住



〜形式別〜
クハ411-1500

1523(水戸)
クハ412-1500

1523(水戸)
モハ414-1500

1523(水戸)
モハ415-1500

1523(水戸)



〜ドア〜
基本番台
細金具(窓枠)
黒Hゴム(扉中央)
太金具1(窓枠)
灰Hゴム(扉中央)
1500番台



〜車内〜
基本番台
緑化粧板
ボックスシート
JR東日本
白化粧板
ボックスシート
JR東日本
白化粧板
ロングシート
JR東日本
1500番台
ロングシート
JR東日本



〜Others〜
基本番台
勝田区所属表示 運転台 サボ受け(大) サボ受け(小) 台車 通風口
転落防止幌
1500番台
台車 転落防止幌 パンタグラフ



〜行先表示〜
基本番台
上野いわき
1500番台
いわき



〜風景・並びその他〜
松戸



〜車両の音〜
415系(1500番台)走行音

【常磐線】勝田〜水戸(8分30秒:2.70MB)…K532編成にて

ステンレスの415系である1500番台の走行音。ただ、車体が新しくなっても走行機器は全く変わらないので古い抵抗制御の走行音のまま。走行機器が古いことを考えると今後のJR東日本での活躍はちょっと危ないような気もしてきます。

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