207系
JR東日本の207系は900番台10連1本のみ。国鉄末期に製造されたVVVFインバータ制御の試作車で、国鉄車両として製造されたVVVF車両はこの車両のみとなりました。基本的に車体や内装は205系を基にしており、常磐緩行線で運用されることになったことから、乗り入れ先の東京メトロ(当時営団地下鉄)千代田線直通に対応するため、前面は貫通型となりました。

1両ごとの製造も搭載されているモーターもてんでバラバラなのですが、基本的には車体もモーター音も一緒。いかにもな試作車の走行音を奏でながら活躍していましたが、保守部品の確保が難しくなったため、登場23年目の2009年12月にE233系2000番台と交代する形で引退しました。特に車体の使いまわしやモーター交換の上での転属などを行う予定も無いようです。
そのため、全く異なる「207系」という2種類の車両が存在する…という状況は解消されています。

上写真は松戸にて。
簡単な年表
1986年 登場(東)
1991年 登場(西)
2005/11/25 塗装変更車両登場(西)
最終更新:2009/12/17
・JR東
【編成別】2段目3枚追加
【形式別】全て追加
【Others】2段目以降全て追加
【行先表示】1枚追加
【車両の音】1点追加

・JR西
【編成別】S14・S57・S61・T22・Z17を追加



【写真】

〜編成別〜
マト71編成
除籍
我孫子行き
新松戸
回送
馬橋
我孫子行き
馬橋
代々木上原行き
松戸
代々木上原行き
松戸
代々木上原行き
金町
団体
「さよなら207系」
取手
団体
「さよなら207系」
取手
団体
「さよなら207系」
取手



〜形式別〜
クハ206-901

綾瀬・代々木上原方面の先頭T車で1号車に該当。
車両の製造は川崎重工。
モハ206-903

2号車に該当するモーター車。
車両の製造は東急車輛で、VVVFは東洋電機が製造。
モハ207-903

3号車に該当するモーター車。モハ206-903とペアを組んでおり、こちらには
パンタグラフ搭載。車両の製造は東急車輛で、VVVFは東洋電機が製造。
サハ207-902

4号車でT車。製造は東急車輛。
未撮影 モハ206-902

5号車に該当するモーター車。
車両の製造は川崎重工で、VVVFは日立製作所が製造。
モハ207-902

6号車に該当するモーター車。モハ206-902とペアを組んでおり、こちらには
パンタグラフ搭載。車両の製造は川崎重工で、VVVFは富士電機が製造。
未撮影 サハ207-901

7号車でT車。製造は東急車輛。
恐らく4号車と何も違いはありません。
モハ206-901

8号車に該当するモーター車。
車両の製造は川崎重工で、VVVFは三菱電機が製造。
モハ207-902

9号車に該当するモーター車。モハ206-901とペアを組んでおり、こちらには
パンタグラフ搭載。車両の製造は川崎重工で、VVVFは東芝が製造。
クハ207-901

我孫子・取手方面の先頭T車で10号車に該当。
車両の製造は川崎重工。



〜Others〜
ドア(内側) 車内 貫通扉 吊り革 転落防止幌 パンタグラフ
ドア(外側) さよならHM 点検蓋 前面ライト 車両データ 「東マト」表示
さよなら運転
記念乗車票
側灯 側灯(2)



〜行先表示〜
団体



〜車両の音〜
・JR東日本207系900番台走行音

常磐線:松戸〜金町(3分50秒:1.2MB)

何号車で収録したか忘れてしまいましたがまぁどこ製のモーターの車両であっても音はコレと同じなので見逃してください。。
モーター音こそ全く異なるものの、乗り心地などは普通の205系となんら変わらないような車両でした。千代田線内の自動放送には当然、対応していません。




〜映像〜
常磐線207-900系 馬橋発車
たまたまやってきた207系を後追いで録画。
見た目は205系なのにこの音だとやっぱり違和感がありますね。

24秒 9.54MB
東京メトロ千代田線207-900系 北千住発車
先頭車を除いてすべてがM車の207-900系。しかもモーター音が大きいのでなかなか迫力があります。
ことにそれが地下だと・・・・・・

53秒 20.0MB

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