(撮影場所:野辺山)
キハ103/110「HIGH RAIL 1375」

2017年に始まった信州ディスティネーションキャンペーンに合わせて小海線で運航を開始した列車で、種車はキハ100とキハ110がそれぞれ1両ずつ。分割は不可能な仕様になった事からキハ100が新形式の「キハ103」に区分されました。
日本の鉄道で最も高い標高を通る小海線を運行するという事で、その最高地点の標高の「1375」を列車名に冠した列車になっており、昼間のみならず夜間の運行も行われ、天候が良ければ野辺山駅(最高地点にほど近い駅で、日本一の高所に存在する駅)周辺での星空観察も行われます。是非好天の夜に乗ってみたい物ですね。

簡単な年表
2017年 登場
最終更新:2023/9/17 ページの作成。



〜編成写真〜
小淵沢小淵沢野辺山野辺山野辺山野辺山
野辺山小海小海小海小海小海


〜形式写真〜

野辺山にて
キハ112-711(1号車)

元々は小牛田に所属していたキハ110-108で、連結面の運転台を使用しなくなったことから片運転台のキハ112に編入されました。車内は窓を向いたシングルシートやペアシートが中心。物販カウンターも設置されています。


野辺山にて

野辺山にて
キハ103-711(2号車)

元々は盛岡に所属していたキハ100-29で、連結面の運転台を使用しなくなったことから「キハ100の片運転台」としての新形式のキハ103が形式として充てられました。リクライニングシートを設置しているほか、星空に関する書籍を纏めた「ギャラリーHIGH RAIL」が設置されており、天候が優れない際にはその中でプラネタリウムの上映も行われます。



〜ラッピング・ロゴなど〜


〜車内プログラムについて

夜の運用に乗車した場合、野辺山駅周辺で星空を見る事が行程に含まれます。しかしながら、天候が優れないのも勿論起こりうる事。この場合、キハ103-711に設置されている天文書籍のコーナー「ギャラリーHIGH RAIL」の天井がプラネタリウムになっているので、それを用いて星空の案内が行われます。
…その写真があるという事は、乗車した際の天候は良くなかったという事なのですが、そんな日の野辺山駅周辺の空模様は本当に何もない真っ暗で、それはそれで見慣れない光景でした。
恐らく天候が今一つな日限定なのだろうと思うのですが、さりげなくキハ112の元乗務員室の部分の窓にてるてる坊主が下げられている事があるようです。


〜Others〜
車内
キハ103
車内
キハ112
座席運転台車内案内表示
貫通扉 貫通扉
(ギャラリー)
ギャラリー HIGH RAILの様子
ドアボタン ドア 壁紙転落防止幌
窓/カーテン


〜行先表示〜
全車指定 小諸 快速ワンマン
HIGH RAIL星空


〜風景・並び〜
野辺山 野辺山 野辺山 野辺山 野辺山


〜その他〜
野辺山野辺山

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