107系
「急行形電車」として活躍していた165系は、国鉄末期には両毛線や日光線などの北関東の普通列車にも多く用いられていました。しかし扉の数が少なくデッキもある165系では混雑に対応できず、最低編成両数が3両なので柔軟な運用もできません。その上車両自体も大分老朽化が進んでいました。そのため、その165系の代替を目的として登場したのが107系で、2両編成が基本となり、3扉ロングシートという形態となったため165系に比べて混雑に柔軟に対応できる車両となりました。車体は新製しているものの主要機器は置き換えた165系からの流用であるため、車体更新車ともいえる存在です。

115系より勿論新しい車両ではあるのですが、車体更新車であることと小世帯であることから置き換えの対象となり、日光線の車両は首都圏から転入してきた205系に、高崎地区の車両は同じく首都圏から転入してきた211系に置き換えられ、2017年に引退となりました。

そんな107系を上信電鉄が数編成譲受しており、今後整備して運行するものと思われます。まだまだ話題を呼んでくれそうですね。

上写真は桐生にて。
簡単な年表
1988年 登場
最終更新:2018/4/7
【編成別】R7,R13,R15,R16(1枚)を追加。
【行先】試運転を追加。



【写真】

〜編成別〜
R3編成
除籍
桐生行き
高崎
R7編成
除籍
小山行き
桐生
軽井沢行き
高崎
R13編成
除籍
小山行き
高崎
R15編成
除籍
高崎行き
高崎
試運転
高崎
R16編成
除籍
小山行き
高崎
万座鹿沢口行
高崎
R17編成
除籍
小山行き
桐生
R18編成
除籍
高崎
R19編成
除籍
小山行き
高崎
編成不明
(日光線)
除籍
回送
大宮
N1編成
除籍
日光行き
大宮
日光行き
大宮
日光行き
大宮



〜Others〜
車内 ド  ア  台車転落防止幌



〜ラッピング・ロゴ〜
日光線



〜行先表示〜
日光桐生試運転



〜風景・並びなど〜
桐生高崎



JR東日本のTopへTopへ