|
101系
1957年、いわゆる「旧型国電」から脱した初の通勤型車両として登場した101系は、JR東日本にも一部の車両が引き継がれましたが、殆どの車両はJR化の後程なく引退してしまいました。
その後も長く活躍が続いたのが南武線の浜川崎支線で、当初はカナリアイエローの塗装だったものの、後に専用の塗装に塗られ、地味な存在ながらもここにしかない貴重な存在として運行を続けていました。しかし2005年、山手線や総武線等から205系の撤退が始まったことを受け、101系の代替用に改造された205系が浜川崎支線に導入される事になり、もともと2連3本が存在するのみだった101系は瞬く間に置き換えられてしまいました。
その後は国鉄時代に秩父鉄道に渡った車両が細々と運行されていましたが、こちらも2014年の運行を最後に引退し、現役で走り回る101系は過去帳入りしました。もっと現役当時に乗っておきたかったものです。
左写真は尻手にて。
|