キハ82
1960年から導入された特急型ディーゼルカー「キハ80系」グループの1種で、機器的にはキハ80と大差ないのでキハ80系の1区分とされることもあります。

JR東海では「ひだ」「南紀」で活躍していたほか、1988年にジョイフルトレインに1本が改造され「リゾートライナー」の愛称で活躍していました。1993年までにキハ85系に置き換えられてしまいましたが、その後も鈴鹿サーキット開催時の臨時列車や名古屋球場へのシャトル便としての運用が続き、最終的には1995年まで活躍が続きました。原型のキハ80系統としてはかなり長生きしたと言えるのではないでしょうか。

その後は美濃太田にて保存という名の放置が続いていましたが、リニア・鉄道館の開館に伴い1両がリニア・鉄道館に移動。綺麗な状態で見ることが出来るようになりました。

上写真はリニア・鉄道館にて。
簡単な年表
1961年 登場
1988年 「リゾートライナー」の登場
1990年 「ひだ」キハ85系化
1992年 「南紀」キハ85系化(定期特急運用はここで消滅)
1995年 引退(リゾートライナーも含む)。その後は美濃太田に数両が保管される。
2011年 1両がリニア・鉄道館へ移動。展示に至る。
最終更新:2010/1/7
H4編成、Others2段目全て、多治見幕を追加。



〜保存車〜
キハ82-73
(リニア・鉄道館)

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