211系
1985年に113系や115系の代替を目的として登場した211系は、JR東海管内においては、国鉄時代に登場した4連2本の0番台の他、JR化された後に製造された5000番台(ロングシート化された通勤対応車)が大量に導入されました。東海道線、中央線、関西本線の3大路線の主力として長期にわたって運用が続いていましたが、2022年より後継の315系の導入が始まったことから、今後は徐々に置き換えが進んでゆくものと思われます。

JR東海の車両にあって、統一デザインではなくあくまでも湘南色を維持している事はこれはこれで貴重なのかもしれません。

上写真はK11編成、大曽根にて。
簡単な年表
1985年 登場
2022年 置き換えが始まる
最終更新:2023/4/9
【5000番台】K4,K5,K9,K10,K20(1枚)、K11,K12,K102,K106(2枚)を追加。
【Others】標識灯を追加。
【行き先】高蔵寺(LED)、快速中津川(横長)、高蔵寺を追加。
【風景】1枚追加。




0番台

基本番台である0番台は、JR東海では国鉄時代末期に登場した8両が存在するのみ。登場当時は青帯姿で、まるで415系のようでした。後に他の車両と同様の湘南色に改められています。後に5000番台とある程度仕様を合わせる為、120km/h運転への対応とドアチャイムの設置が行われたものの、車内はボックスシートのままでした。
当初は大垣、末期は神領の所属となり、最終的には211系の最初の置き換えとして2022年3月に引退し、これにより国鉄時代に登場した車両はJR東海から消滅しています。

C1編成
(大垣)
【転属】K51
普通
名古屋
C2編成
(大垣)
【転属】K52
普通
掛川
K52編成
(神領)
除籍
普通
名古屋
普通
名古屋


5000番台・6000番台

名古屋、静岡の都市間輸送用の車両としてJR東海発足後の1988年に登場した区分で、車内はロングシートでトイレも省略されています。後者については、運用によっては走行距離が非常に長くなる事もあり、313系を同じ編成に繋いで対応している事も多いようです。内装の雰囲気も0番台と変わり、扉も化粧板仕上げになりました。

長年名古屋〜静岡地区の主力として運行が続いていましたが、2022年の315系の登場に伴い、中央線で運行される神領所属の車両から置き換えが始まっています。2025年までに置き換えを完了する予定とのことですが、車両の絶対数が多すぎるのでどのくらい置き換えに時間がかかるかは何とも言えない所です。

C14編成
(大垣)
【転属】LL4
岡崎行き
金山
C23編成
(大垣)
【転属】LL13
岐阜行き
名古屋
GG4編成
(静岡)
回送
浜松
浜松行き
吉原
GG5編成
(静岡)
島田行き
熱海
GG8編成
(静岡)
静岡行き
金谷
熱海行き
草薙
K1編成
(神領)
多治見行き
名古屋
K2編成
(神領)
中津川行き
名古屋
K4編成
(神領)
四日市行き
名古屋
区間快速
四日市
高蔵寺行き
名古屋
K5編成
(神領)
高蔵寺行き
名古屋
高蔵寺行き
名古屋
中津川行き
名古屋
高蔵寺行き
名古屋
K9編成
(神領)
多治見行き
名古屋
高蔵寺行き
名古屋
K10編成
(神領)
高蔵寺行き
名古屋
多治見行き
名古屋
K11編成
(神領)
快速
名古屋
高蔵寺行き
名古屋
名古屋行き
大曽根
高蔵寺行き
名古屋
K12編成
(神領)
快速
大曽根
快速
名古屋
K14編成
(神領)
快速
名古屋
K16編成
(神領)
多治見行き
名古屋
K20編成
(神領)
高蔵寺行き
名古屋
多治見行き
名古屋
K102編成
(神領)
除籍
名古屋 名古屋
K103編成
(神領)
除籍
快速
名古屋
快速
名古屋
K105編成
(神領)
除籍
快速
大曽根
K106編成
(神領)
除籍
名古屋
K107編成
(神領)
除籍
快速
勝川
快速
名古屋
K110編成
(神領)
除籍
高蔵寺行き
名古屋
K112編成
(神領)
快速
名古屋
K113編成
(神領)
除籍
高蔵寺行き
名古屋
高蔵寺行き
名古屋
LL1編成
(静岡)
島田行き
熱海
LL2編成
(静岡)
熱海行き
吉原
LL3編成
(静岡)
熱海行き
吉原
LL4編成
(静岡)
浜松行き
浜松
LL6編成
(静岡)
島田行き
熱海
LL7編成
(静岡)
浜松行き
金谷
LL8編成
(静岡)
熱海行き
吉原
LL9編成
(静岡)
熱海行き
浜松
興津行き
静岡
浜松行き
吉原
豊橋行き
三島
LL11編成
(静岡)
島田行き
島田
浜松行き
金谷
LL13編成
(静岡)
浜松行き
静岡
浜松行き
熱海
LL14編成
(静岡)
静岡行き
三島
LL16編成
(静岡)
浜松行き
金谷
浜松行き
熱海
LL18編成
(静岡)
沼津行き
金谷
LL19編成
(静岡)
浜松行き
藤枝
熱海行き
吉原
LL20編成
(静岡)
島田行き
藤枝
浜松行き
熱海
SS1編成
(静岡)
試運転
名古屋
SS2編成
(静岡)
熱海行き
島田
島田行き
静岡
三島行き
浜松
島田行き
熱海
SS3編成
(静岡)
浜松行き
吉原
SS4編成
(静岡)
浜松行き
掛川
SS6編成
(静岡)
三島行き
静岡
SS9編成
(静岡)
浜松行き
熱海
SS10編成
(静岡)
熱海行き
静岡
浜松行き
熱海
SS11編成
(静岡)
島田行き
熱海
浜松行き
静岡


〜形式別〜
クハ210-5000
クハ210-5016(名古屋)
クモハ211-5000
クモハ211-5016(名古屋)

クモハ211-5019(名古屋)

クモハ211-5820(名古屋)
モハ210-5000
モハ210-5016(名古屋)


〜Others〜※JR他社で撮影のものを含む
ドア
0番台 5000番台
化粧板付き
車内
0番台 5000番台 ロングシート
その他
貫通扉 台車
全番台
転落帽子幌
全番台
パンタグラフ
全番台
運転台標識灯


〜行先表示〜
LED
快速 中津川 快速 多治見 四日市
多治見 高蔵寺

(横長)
快速 名古屋浜松高蔵寺多治見中津川快速 中津川

(通常)
快速 中津川普通 亀山四日市 三島多治見中津川
高蔵寺


〜車両の音〜
・211系(0番台)走行音

【東海道線】西小坂井〜愛知御津(3分12秒:1.02MB)

こちらは0番台の走行音。ドアチャイムがあることを除けばJR東日本の211系と何も変わりません。

・211系(5000番台)走行音

【東海道線】金谷〜菊川(7分28秒:2.37MB)

5000番台も、走行音自体に違いがあるわけではないので普通の211系と同じ音になります。



〜風景・並び〜
名古屋熱海熱海名古屋

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