1961年、鹿児島本線の門司港〜久留米間が交流電化することになり、そのために導入された交流電気機関車。基本的には後の機関車と同じような見た目になりましたが、試作車となっている1号と2号は、前照灯が中央に寄っているのが特徴です。
貨物、客車、ブルートレインと多種多様な使われ方をしていましたが、EF70形が北陸から大量に転入してきたことにより1982年までに引退し、僅か21年の短い活躍を終えました。
現在、1号が門司港の九州鉄道記念館で保存されています。その他に保存車は無いようなので、無難な見た目の量産車を見る事は出来ないようです。いたら比較が出来て面白いんですけれどねぇ。
上写真は九州鉄道記念館にて。
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