E10形
国鉄にとって最後の新製SL。急勾配対策で導入された機関車であり、5組の動輪を持つことから「E」という蒸気機関車には随分と珍しい英語が付く事になりました。ただ、5組の動輪を持つとはいえ、カーブを曲がりやすくするため、中間の動輪にフランジがない、という不思議な構造になっています。バック運転を前提に製造されたため、機関士席は通常の反対側に設置されていました。板谷峠で主に活躍していましたが、この車両の登場からほどなく電化されてしまったため、この車両の活躍は短かったようです。

上写真はE10 2。青梅鉄道公園にて。
簡単な年表
1947年 登場
最終更新:2010/7/19
ページ作成。



【写真】

〜保存車〜
2号
(青梅鉄道公園)


国鉄のTopへ鉄道データのTopへTopへ