1965年に登場した除雪車で、そのハイパワーさが売りともなり、問題ともなりました。元々除雪車は除けた雪が周辺の家に飛び込んだ、とか電線が切れた、とかそういったトラブルを起こしがちだったようですが、そんな除雪車の中でもハイパワーだったDD53はこの程度では済まない問題を起こしていた、とも言われています。実際どうだったのかは分かりませんが…。
近年では、本来の用途ではありませんが「ばんえつ物語号」の牽引を行ったりするなど、本来の用途以外での臨時運転が主体となっていました。そうした運用に用いられていた車両も含め、2010年3月に引退してしまいました。現在、除雪車として用いられていた頃の姿で1両が碓氷峠の鉄道文化むらに保存されています。
上写真は碓氷峠鉄道文化むらにて。
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