1960年に登場した除雪用のディーゼル機関車で、当時入換用として広く用いられていたDD13を基本に製造されました。開発当時、除雪用にはSLと除雪用車両を連ねた通称「キマロキ列車」が用いられており、こんな手間をかけずに1両で除雪を行う事を目的として製造されました。
車体中央にボンネット形の運転台を設置したスタイルの一般的な車両とは異なり、運転台を片側に寄せた箱型の細長い車体を持つことが大きな特徴。除雪用のロータリーヘッドは運転台がある側に取り付けられており、着脱が可能な構造になっていました。
現在、車籍を有するのはJR東日本の3両のみで、他は何両かが保存されるのみとなっています。
上写真は小樽市総合博物館にて。
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