1935年から登場した大型の機関車で、主に急行列車用に用いられました。溶接工法を使用する箇所を大幅に増やすなどの変化があったことから、C51と比べて格段にすっきりした見た目になりました。事故や戦災での廃車は1両もない、という幸せな存在。1975年まで活躍が続きました。梅小路に保存されている1号をはじめとして多くの車両が保存されています。
C53同様、流線型ブームの時代には流線型に改造されたりもしました。その姿での保存機は存在していません(1両あったらしいが手違いで解体されてしまったとのこと)。
上写真は小樽市総合博物館にて。
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