B20

1944年から導入された小型の蒸気機関車で、主に入れ替え用に使用されていました。ここまで小さな車両は明治時代の鉄道黎明期以来のことで、大変珍しい存在だったようです。だいたい、蒸気機関車で最初の英字が「B」なんてことがそうそうあるものではありません。当時の技術的にみてもさして目新しいものはなく、単純化した戦時設計とされました。1953年頃まで各地に残っていたとのこと。

現在は2機が保存されており、梅小路ではまさかの動態保存も行われています。数も少なかった上に用途も用途ですから、残っていること自体が奇跡であることにも関わらずこの高待遇。なんだか幸せ者ですね。

左写真は梅小路蒸気機関車館にて。
簡単な年表
1932年 登場
最終更新:2017/12/31
1枚追加。



【写真】

〜保存車〜
10号
(梅小路蒸気機関車館)



国鉄のTopへ鉄道データのTopへTopへ